最新情報

IGCP(地質科学国際研究計画)608 第4回国際研究集会
「白亜紀のアジア-西太平洋地域の生態系システムと環境変動」

2016年8月15日(月)~17日(水) シンポジウム
場所:ロシア科学アカデミーシベリア支所 Trofimuk石油地質地球物理学研究所
開催母体:IGCP608第4回国際シンポジウム実行委員会(委員長:Boris N. Shurygin教授)

2016年8月18日(木)~20日(土) 巡検:ケメロボ州の白亜系恐竜化石産出層

概要はMeetingで確認できます.

IGCP(地質科学国際研究計画)608 第3回国際研究集会
「白亜紀のアジア-西太平洋地域の生態系システムと環境変動」
および第12回中生代陸生生態系国際シンポジウム

2015年8月16 日 (日) ~8月18日 (火)
中国・瀋陽(遼寧大廈ホテル) 1階会議場,7階会議室

2015年8月19日(水) ~8月20日(木)
巡検「白亜紀前期の熱河層群と熱河(Jehol)生物相およびジュラ紀中期の燕遼(Yanliao)動物群」

概要はMEETINGSまたはBrief Meeting Report

開催報告は安藤研究室HP日本地質学会News, 18 (10), 6-7, 2015

 

IGCP(地質科学国際研究計画)608 第2回国際研究集会
「白亜紀のアジア−西太平洋地域の生態系システムと環境変動」

シンポジウム「白亜紀の陸−海リンケージと生物相進化:アジア−西太平洋地域からの貢献」
2014年9月4日(木)~9月6日(土) 早稲田大学大隈講堂1F 小講堂

巡検「本州中部太平洋岸の白亜紀前弧堆積盆の珪質砕屑物サクセッションにおける堆積相と動植物化石相: 銚子・那珂湊・双葉層群」
2014年9月7日(日)~9月10日(水)

詳細はMEETINGSまたはこちら(和文リリース)

概要報告
SECOND INTERNATIONAL MEETING
2014年9月4-6日:IGCP608第2回国際研究集会(早稲田大・大隈講堂)成功裏に終了
2014年9月7-10日:IGCP608第2回国際研究集会野外地質巡検も充実した4日間に
開催報告は日本地質学会News, 17 (10), 2-4, 2014化石(日本古生物学会和文誌), 98, 56-59, 2015

ダウンロード
講演要旨集(ダウンロード:14.0MB)
巡検案内書(ダウンロード:58.09MB)

 

IGCP608の主な活動

1. 国際研究集会(シンポジウム)

第1回 2013年12月20-27日 インド・ラクナウ Birbal Sahni古植物研究所
講演要旨集:29.0MB  巡検案内書:64.7MB
開催報告:日本地質学会News, 17 (2), 7-8, 2014

第2回 2014年9月4-10日 日本・東京 早稲田大学
講演要旨集:14.0MB  巡検案内書:58.09MB
開催報告:日本地質学会News, 17 (10), 2-4, 2014, 化石(日本古生物学会和文誌), 98, 56-59, 2015

第3回 2015年8月16-20日 中国・瀋陽 遼寧大廈ホテル
開催報告:日本地質学会News, 18 (10), 6-7, 2015

第4回 2016年8月15-20日(予定) ロシア・ノボシビルスク

第5回 2017年10月25-26日(予定) 韓国・済州島

2. 野外巡検

国際シンポジウム後に開催国の模式的な地域を3?4日の見学会で見聞・現地討論する.
巡検案内書は第1回(インド),第2回(日本)が上記サイトでダウンロードできる.

3. 発表要旨集や論文集の出版

発表要旨集のほかに,国際シンポジウムで発表された研究を中心に,国際誌に論文集を出版する.
第1回,第2回シンポジウムの論文集が,日本地質学会他の公式国際誌であるIsland Arc誌(Wiley Online誌)で査読・編集作業中.

4. 国際的な研究プロジェクト

特定のテーマやグループでの国際共同研究など

 

IGCP608とは?

IGCP608は,2013年3月IGCP本部より承認された,2013-2017年に活動する5年間の国際共同研究プロジェクトです.
  名称:「白亜紀のアジア−西太平洋地域の生態系システムと環境変動」
  略称:「白亜紀アジア−西太平洋生態系」

リーダー:
安藤寿男(茨城大学理学部 教授) : 研究室HP
万 暁樵 Xiaoqiao Wan(中国 地質科学大学 教授)
鄭 大教 Daekyo Cheong(韓国 江原国立大学 教授)
Sunil Bajpai(インド Birbal Sahni古植物研究所 所長)

 このプロジェクトは,南アジアを含む東アジアと西太平洋地域を対象として,白亜紀の古生態系の実態とそれらの古環境に対する応答を,地質科学の諸分野の多様な視点・手法から研究することを目的としています.大きく2つのテーマ,1)アジア−西太平洋地域の陸−海域古環境の変動,2)アジア−西太平洋地域の陸−海域古生態系の進化を掲げ,多くの研究者が広くそして深く扱えるような目標を設定しました.東アジア各国の研究環境は多種多様であり,IGCPの本来の目的の一つである発展途上国からの研究者を含めた研究集会・共同研究の展開を想定して,多くの研究者が糾合できるようなテーマとしました.今後,1年に1回各国を回って,国際シンポジウムと野外巡検を組み合わせた集会が行われる予定です.
 研究集会での成果は,講演要旨以外に,国際学術誌の特集号として,論文募集が行われ論文公表の機会が設けられることになります.白亜系を対象とする地質学・層序学・堆積学・古生物学・古環境学分野の研究発表・発信の場として,多くの研究者の方々に積極的にご参加いただけるプロジェクトを目指していきます.
 また,IGCPの基本理念から,開発途上国の地球科学の進展への寄与,あるいは石油・天然ガス・石炭・金属鉱床などの地下資源探鉱・開発のための基礎的な地質情報の提供なども,重要な使命として,アジア各国の研究者との交流を深めていく予定です.さらに,近年のIGCPでは科学研究の社会還元も要請されており,例えば,関連する各国のGeoparks(IGCPを推進する同じUNESCO地球科学部門のプログラムの一つ)に研究成果を提供して,地質学的な意義を高めて行く努力もその一つとなっています.
IGCP608は,1999-2004年に実施されたIGCP434「白亜紀アジアの炭素循環と生物多様性における陸-海相互作用」(リーダー:平野弘道  早稲田大学教授),および2006-2011年のIGCP507「白亜紀におけるアジアの古気候」(筆頭リーダー:李 容鎰 Lee Yong Il ソウル大学教授)を後継するものとして,アジア11カ国および西欧9カ国のメンバーが参加する150人規模の国際研究プロジェクトです.東アジア白亜系のIGCPは,IGCP350(1993-1998:リーダー:岡田博有 元九州大学 教授)以来,日本の研究者が先導・主導をしてきた20年を越える歴史があります.

 

IGCP(地質科学国際研究計画)とは?

 IGCP(International Geoscience Programme)は,UNESCO(国際連合教育科学文化機関)の自然科学局環境部門の地球科学分野とIUGS(国際地質学連合: International Union of Geological Sciences)による国際協力研究事業で,1972年に開始以来これまでに約340件150カ国の数千人の研究者が活動し,2012年に40周年を迎えた,ユネスコのプログラムの中で最も成果を挙げたものの1つとして定着しています.
 プロジェクトの新規提案は毎年10月中旬を締切として,以下の5つの大きなキー・テーマ別で受け付けられており,今日の人類が直面する問題を地質学的な視点から研究することを目的としています.また,このプログラムは,最前線の科学研究の進展を促し,科学的な知識を共有するために,異なる地質科学の分野や次世代を含む研究者間の橋渡しとなるように,広く人類に恩恵を与えることが目標とされています.2012 年度は総計30 件のプロジェクトが活動しています.IGCP608は2の大テーマ「地球規模の変動:地質記録からの証拠」で応募したプロジェクトです.

  1. 地球資源:持続可能な人類社会にむけて
  2. 地球規模の変動:地質記録からの証拠
  3. 地質災害:リスク軽減に向けて
  4. 水分地質学:水サイクルの地球科学
  5. 地球ダイナミクス:地球環境の制御

IGCP のホームページ,および「石に刻まれた物語:IGCP40周年」,2012年刊より